色温度

教会
Nikon F6 + Distagon T* 28mm / ACROS100

色温度(いろおんど)とは

光にも温度というものがあって色温度と呼ばれています
色温度を表す単位は K(ケルビン)です

 
初心者の方は、それって知らないと写真撮れないの?と思われるかもしれませんが
色温度のことは知らなくても写真は撮れます。

でも、知っていた方が撮影の幅が広がりますので少しだけ説明させてください。

ホワイトバランス

デジタルカメラを持っている人なら、説明書やカメラ設定でこの単語を見たことがあると思いますが、カメラに「色温度の設定」をする項目です。初期設定は[auto](オート)になっているので、色温度のことは気にしなくても撮れますが知っていて必要な時にマニュアルに設定した方が楽しいですよね

 
色温度の説明に戻りますが
光は、色温度が高いと青白く、低いと赤くなる性質があり、撮影の時にこの性質が影響してきます

まずフィルムで撮るときのことから説明します
フィルムというのは一定の色温度のときに適正に発色するように作られています。具体的にはデーライトフィルムなら大体5500K(ケルビン)タングステンフィルムなら大体3200Kです。

デーライトフィルムというのは昼間に外で使うフィルム(普通のフィルム)でタングステンフィルムは白熱写真電球の色温度の時に合わせてあるフィルムです

この設定温度よりも高い色温度の状況で撮影すれば青みがかった画像になり、設定温度よりも低い色温度の状況で撮影すれば赤みがかった画像になります。ちょっとわかりにくいですか?下に具体的を説明します。

光源と色温度の目安

ここで光源と色温度の目安について列挙しますが

天空光;12000K
日蔭:7500K
曇天:6500~7000K
晴天日中:5500K
ストロボ光:5500K
白色蛍光灯:4200K
フラッシュバルブ:3800K
朝日・夕日:3500K
白熱電球:2800K

ざっとこんな感じなり、例えば一般的なデーライトフィルムで曇天の昼に撮影すれば青みがかった発色になり、室内で白熱電球の灯りで撮れば赤みがかった発色になるということです。
こんな感じに写った写真見たことありませんか?これで解ってもらえると思ってい書いていますがどうでしょう?

なのでフィルムしかなかった時は、タングステンフィルムを使って日中の屋外で撮影して画面が青色の表現をしてみたり、微妙な色温度の違いを補正するために色温度補正フィルター(LBフィルター)を使って補正したものです。

 
次はデジタルカメラの場合です
デジタルカメラはホワイトバランスが初期設定では[auto](オート)ですでから、メーカーの設定を信じてカメラ任せで撮れば良いし、もし撮影画像が気に入らなかっても後からphotoshopなどの画像処理ソフトで色温度を変換するだけなので、撮影時は余計なことは考えないで[auto](オート)で良いという方もいます。これも正解だと思います。

でも、どうせ趣味で写真を撮って楽しむならシャッターを押す瞬間にクリエイティブな試みがないとつまらないと思います。なので私はホワイトバランスをマニュアルに設定してあります。

 
とは言っても、こちょこちょと設定を変えているようなマニアックな使い方ではなく、私の場合は「ちょっと青みがかった感じが好き」なのでホワイトバランスを5250K(ケルビン)にしています。ただこれだけで、一体これがどれだけの違いがあるのかも検証もしていませんが趣味の写真なのでこれで良いのです。

ということで最後は精神論みたいになりましたが、温かいイメージで撮りたいので光源よりも高い色温度設定にするとか、冬に氷の風景を写す時に寒さを強調するために色温度の設定を低くして青っぽく撮るなど、知っていれば使える知識だと思いますので参考として下さい。

 

フォトマスター検定を受ける方へ色温度追加情報

色温度というのは、一定量の色温度が変化した場合では、温度が高いときよりも低いときの方が色(光色)の変化が大きいという特徴があります。この光色の差を表す単位にミレッドというもがあります

ミレッドの求め方は色温度の逆数を100万倍です

例えば、色温度8,000では
1/8000×1,000,000なので、答えは125ミレッドとなります

同じように計算すると
9000は111
1000は1000
2000は500
となって、8000と9000の差は14、1000と2000の差は500となるので、色温度が低い方が光色の変化が大きいということになります。

 
これだけ色温度の説明をする記事なのでトップの画像は色温度に関する画像を載せるのがいいですが、否、写真は白黒フィルムで撮ったなんてことない明治村でのスナップです。

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