アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)

アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)

アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)

トップの画像は、アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)というカメラ。
義父のカメラを譲り受けるまでは全く知らないカメラでしたが、磨いて綺麗になったカメラを見ているうち「格好いいし」好きになってきました。

アイレス写真機製作所

このカメラを作ったのは「アイレス写真機製作所」という会社
<ウィキペディア>の情報によると、アイレス写真機製作所という会社は1950年8月に東京都新宿区で創業した会社(前身はヤルー光学)、社長は三橋剛という元陸軍兵技中尉で、6×6cm判二眼レフカメラ(アイレスフレックスⅥ)が最初の商品です。

その後、135ミリカメラに移行して1954年にはアイレス35を発売して好調に展開し、その後も数々の新製品を発売して行きますが1960年7月に倒産しました。

アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)

アイレス バイカウントは135mmフィルム用のレンジファインダー式カメラ、レンズシャッターを搭載していてレンズの交換はできません。

<ウィキペディア>の情報によると、アイレス バイカウントは1959年4月に発売されたカメラで、発売当初はQコラールという45mmF2.8のレンズだけでしたが、2ヶ月後にHコラール45mmF1.9付きのモデルが追加されています。

私のところに来たのはHコラール45mmF1.9付きのモデル
アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT)
このアングルからの写真、格好いいですね。
VISCOUNT、普通に読むとビスカウント何ですが「バイカウント」と発音するみたいです。


シャッターはセイコーシャSLV
このレンズの焦点距離は4.5cmです。

アイレス バイカウントの操作方法

「写真機」という道具ですから使い方がわからないと意味がない。

ということで、分かった範囲で説明します。
セイコーシャSLV
このカメラは、シャッターと巻き上げレバー以外のほとんど全ての操作がレンズの部分に集約されています。

レンズの先端部分、1.9から16までの数字の刻まれた銀色のリングが「絞り」
その手前、黒色のリングが「シャッター速度」

シャッター速度は

この部分で確認できます。
この状態では「1/125秒」
この辺りはカメラに興味のある方なら何となくわかると思います。

このカメラは「EV値」も目立つように表示されます。

この数字です。
EV値のことがよくわからない方はリンク先に書いてあります。

私がよく分からなかったのは

この部分

インターネットで調べたところでは、XMは使用するストロボの違い
Xは、X接点という言葉もあるように「今で言う普通のストロボを使うとき」に
Mは、昔(このカメラが作られた頃には)あったバルブ式のフラッシュを使うときに
合わせるみたいです。

なので通常はXにしておけばいいのかなと思います。

Vは、セルフタイマー
シャッターを押してから約8秒後にシャッターが切れます。

一番本体に近いところがピントリング
上からの写真だとツルツルして回し難そうですが、先に載せた下からの写真に写っているようなボッチがあるので操作性は良いです。

ピント合わせは二重像合致式

撮影画像

「古いカメラ」&「長く使っていなかったカメラ」ですが、ちゃんと写りました。
このカメラが製造された頃は白黒フィルムの時代、カメラ自身もリバーサルのカラーフィルムを装填されるとは思っていなかったと思いますが「PROVIA100F」で撮ってきました。

撮影場所は岐阜県恵那市「岩村城跡」と「岩村城の城下町」です。


まずは岩村城跡の石垣から

岩村城城下町
岩村城下の城下町
昭和の雰囲気を残していてNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の撮影地です。

使ってみた第一印象は『静か』
レンジファインダー式なのでミラーの跳ね上がる音や衝撃もなく、レンズシャッターの音は控えめ


柱にカメラを押し当てて撮りましたが、スローシャッターも正確に切れているようです。


二重像合致式のピント合わせは慣れないので大変でしたが、こちらも正常に機能している様でピントを合わせたかったものにちゃんと合っています。


試し撮り写真の紹介はこれでお終い

使ってみた感想

60年前に造られたカメラなのですが保存状態が良かったために綺麗なボディー、試し撮りの結果も良好なので時々は散歩のお供として使ってみます。

優しくシャッターを切るのが基本なのですが、そうするとシャッターは切れるのだけど巻き上げができずに、もう一回シャッターを押し込んで巻き上げるということも何回かありましたが、年代物の『味』というやつです。

ということで気に入りましたが、ビニール製のストラップが固くなっていて使いづらかった事もあって、ちょっといい感じのストラップに交換しましたので、この写真もそのうち追加しようと思っています。

補足

バイカウントの写真は、Nikon SU-800を使ってD810で撮影しています。

コメント

  1. […] アイレス バイカウント(Aires VISCOUNT) ストックフォト用の写真ばかりではないですが、こんな感じで撮れます。 また、トップのアイキャッチ画像も含めて、このブログに載せてある静物写真は全てこのシステムを使って撮ってます。 […]

  2. *ao より:

    カクカクしたカメラ、かわいいっ。
    写りも良い感じですねぇ。
    昔っぽいと言うか、これぞ写真と言うか、
    雰囲気があって、すごく好きな感じです^^
    我が家に新しく仲間入りしたCLちゃん(ライツミノルタでした~^m^)も
    ストラップはないんですよねぇ。
    サービスで付けてくれたものはあるけど、ちょっとイマイチなので
    これからじっくり、ストラップ探しです^^

    • tsuia より:

      ライツミノルタCLカッコいいですね
      ライカ好きの人なら欲しくなりますね。

      ストラップも好みがありますが
      私はARTISAN&ARTISTというところが好きです。

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