色モアレと偽色
色モアレとは
被写体の状態(模様など)と撮像素子の配列パターンが干渉しあって発生する現象で、網目のような細かい連続模様のある被写体をデジタルカメラで撮影した場合に、実際にはない縞模様(干渉縞)が映り込むこと。
機械側の対策としては撮像素子の前面にローパスフィルターを配置するという工学的対策で低減している。
撮影者は、撮影位置を変えることによって抑える事ができます。
偽色とは
多くのデジタルカメラの撮像素子の画素配列は「ベイヤー配列」となっていますが、その構造上、ハイライト部や色の境目に実際にはない色模様が映り込むこと。
撮影の段階では、ローパスフィルターを撮像素子の前面に配置することで空間周波数の高い光をカットして低減を図ったり、画像処理で偽色を抑える仕組みになっています。
記事トップの画像は記事の内容とは関係ない、ススキの写真
【撮影データ】
Nikon D810 + Zeiss Makro-Planar T* f/2 50mm
f=11
1/200
ISO 400
【RAW現像】
Adobe Lightroom Classic
2022.11.05
ぎふワールド・ローズガーデンにて