フォトマスター検定平成30年度準1級の問題紹介
フォトマスター検定の試験を受けると問題は持ち帰ることがでいるので、これまでに2回1級の問題を紹介していますが、今回は『準1級』を紹介します。
平成30年度の準1級問題53と問題54です。
問題53と問題54は、次の文章を読んでそれぞれ回答すること
「多くのデジタルカメラの撮像素子の前に配置されているカラーフィルターの多くは、『ベイヤー配列』(Bayer配列、バイヤー配列ともいう)と呼ばれているものである。この『ベイヤー配列』のカラーフィルターは、(ア)となっており、細かい縞模様のある被写体などを写し込むと(イ)を発生しやすい。そのため、光学ローパスフィルターをその前に配置してこれを軽減するようにしているが、もし、(イ)が発生した場合は、撮影者が(ウ)ことによって軽減できる場合もある。
問題53(ア)と(イ)に入る正しい言葉の組み合わせを①〜③の中から選べ。
① ア:2×2画素を単位とした周期的な愛列
イ:混色あるいは偽色
② ア:2×2画素を単位とした周期的な愛列
イ:色モアレあるいは偽色
③ ア:6×6画素を単位とした周期的な愛列
イ:色モアレあるいは偽色
問題54(ウ)に入る正しい言葉を①~③の中から選べ。
① PLフィルターを装着する
② 絞りを開ける
③ 撮影位置や撮影距離を変える
正解は
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問題53 ②
問題54 ③
でした。
撮像素子やカラーフィルターの問題は必ず出ると思いますので基本的なところはしっかりと理解しておいたほうが賢明です。
撮像素子関係で、今、パッと頭に浮かんでくる単語はCCD、CMOS、裏面反射型、オンチップマイクロレンズなどですが、問題集を一通りやれば理解できます。
追記:
問題53に、6×6ののフィルターとありますが、これは富士フィルムの「X-transセンサー」の配列です。
記事トップの写真はフォトマスター検定とは関係のない私が撮ったスナップ
【撮影データ】
camera : Nikon F6
lens : Zeiss Planar T* f/1.4 50mm
film : PROVIA 100F
花フェスタ記念公園にて